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2023.06.09

カタログとWebサイトの運用/更新を両立させられるデータベース(PIM)とは?

こんにちは。商品情報データベースチームの石井です。

最近こんな話を聞きました。

切削工具などの機械工具メーカーでは、カタログにもWebにも力をいれる必要性に迫られています。
そのために人材を充当して何とかやりくりしているが、もっと力を入れるための効率化はどうしたらよいのでしょうか?

そこで説明したことをご紹介したいと思います。

Webサイトでの情報提供は、もはやマストの時代?

長年、紙媒体が有力な業界(いまでも)ですが、とはいえデジタルネイティブの世代が中堅社員になったことで、
Webサイトで情報を公開するということが求められるような下地は以前からあったように思います。

ただカタログ派が大多数の中、積極的で高頻度のWebサイト運用をする企業は多くはなかったのではないでしょうか。

そこに拍車をかけたのがコロナウイルスだと個人的には感じています。
20236月現在では良くも悪くも慣れてしまっていますが、2020年、2021年はほぼすべての企業で変化を求められました。

  • 営業なのにカタログをもって訪問ができない

  • みんなが直に触るカタログを使うのは、なんとなくはばかられる

  • オンライン商談なのでカタログは使いづらい。Webサイトでなにかできないか。

商品を便利に探せるWebサイトの機能がほしい、という声は前からあった(我々制作会社も聞いていました)ことが
コロナ禍によって一気に進んだと感じています。

カタログやWebサイトに関するユーザー調査はあまりないのですが、興味深い調査があったので引用させてもらいます。

切削工具の情報サイトであるタクミセンパイの調査です。
この調査は切削加工のユーザーが、切削工具を探すときどのように探しているのか?というアンケートです。


紙カタログが多いのは当然ですが、Webサイトで商品を探す人が意外に多いという印象を受けませんか?
3人に1人がWebサイトやアプリで切削工具を探していることになります。

※回答を見たい人が適当にクリックしないように、あえて「回答結果を見る」という選択肢を入れているので数字結果の読み替えをしています。


引用:タクミセンパイ Twitter調査より



公開日がコロナ前なのかコロナ後なのかはわからないのですが、
複数の切削工具メーカーがカタログだけでなく
Webサイト(Webシステム)を一般に公開しています。


「三菱マテリアル社」 呼び記号を入力することで該当の製品が絞り込まれる検索システムです。

Webサイトが増えただけで、なにがそんなに大変なのか?

増えるモノがWebサイトだから大変なのではなく、管理するモノが増えること自体が大変なのです。

そのために担当社員を増やしたということもあると思いますが、それだけでは実は足りないのです。


商品情報とは商品名や特徴文、スペックなどのことを指しますが、1種類に見えて実はそうではありません。

カタログ用、Web用の商品名や特徴文やスペックが存在するのです。


たとえば

カタログもWebサイトも同じ商品名でも、Webサイト側では検索に必要な曖昧商品名を持つ必要があります。

半角でA001とタイプする人もいれば、全角でタイプする人もいます。同様に「ー」を入れる人も入れない人もいます。

さらに正式商品名よりも通称が一般に知れ渡っている場合は、その言葉で検索してヒットする必要があります。


スペックでは次のような特徴が挙げられます。

カタログでは、人間が見やすいように「100×10mm 5φ」といったように記載されていることがあるでしょう。

これをWebサイトで持っていくとどうなるでしょう。

単に表形式で表示するには問題はありませんが、スペックで絞り込みをしたいといったニーズがある場合は要注意です。

「100」「mm」「10」「mm」「5」「φ」と別々のデータにしなくては実現ができないのです。


さらにWebサイトとカタログでは反映させるタイミングも異なります。

Webサイトはできるだけ早く更新したいが、紙カタログでは翌年の発刊まで待っている必要がある。
 「修正したのか/していないのか。いまするべきなのか/まだしなくていいのか」
複数のメディアを持つことで更新のタイムラグが生まれてしまうのです。



つまり次のようなことになっているのです。

①媒体が増える

②実はデータも反映タイミングも増えている

➂担当社員間のコミュニケーションが増える

④かえって管理コストが増加し、対応がたいへんに。 

これが多言語になるともっと複雑になることは、、、想像に難くないですよね?

 

解決するには、商品情報の整理整頓 と 一元管理(PIM/データベース)

膨らんでしまった管理コストを解消するための方法として、あげられることの多いソリューションが一元管理システムです。

商品情報管理システム、商品情報データベース、PIM、といったような言葉で表現されることも多いです。

実はそういったシステムだけを入れても管理コストは解決しないのです。(というか、もっと増えるかも。)

大事なモノは「整理整頓」です。

なにを整理整頓するのかというと”商品情報”です。


商品情報はなにからつくるのか?

この商品情報がなにから作られるのかというと、基幹などの社内システムや規格表やカタログなどから
かき集めることになります。(商品情報のソース)

CSVであったり、ワードであったり、InDesignといったカタログ制作ソフトであったりします。
これをひとつの形式にまとめる作業が必要です。

なにを基準にまとめるのか?

・カタログにこのように表記したい
・Webサイトにこんな検索システムを導入したい
・お客様に提供するための商品リストを手軽に出力したい

つまり何に使うのかから逆算して、あるべき商品情報のカタチを設計します。(データレイアウト)

必要な作業をまとめる。

・データレイアウトを設計する → 整理

・商品情報のソースをそれに沿うように作り直す → 整頓

整理整頓された商品情報をデータベースに入れているから、システム連携ができてWebサイトの自動更新ができたり、
カタログを自動で制作するようなことができるようになるのです。

個別相談会やウェビナーもやっているのでご興味があれば、下記から是非ご参加ください。

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