導入事例
商品選定サイト(エラビダス)
多品種の新事業開発に伴い、商品選定サイトを3ヶ月で立ち上げ
多品種少量/変量生産が求められる時代になってきています。
多品種の在り方はいくつかありますが、今回の事例は既存部品を自由に組み合わせることで多品種商品の企業の事例です。
背景と課題
既存事業からのスピンオフ。期待されるクイックな事業展開
大手企業のグループ会社であったG社はBtoB向けのカメラ事業を展開しています。生産工場やセキュリティカメラの用途がイメージしやすいですが、AIの画像解析がビジネスレベルになったことで様々な用途で使用されるようになりました。
たとえば、AIを搭載したカメラによる来客分析サービスでは、カメラに映った人物が何分間その店舗にいて、どの売り場がよく滞留しているのかということがわかるようになります。
またオフィスでは顔認証で社員の入退室や勤怠管理を自動化することができるようになりますし、工場では立ち入り禁止エリアに設置することで安全管理を強化することができるようになります。
つまりAIの画像認識の発展により、カメラに期待されるニーズが大きく拡張されるようになりました。そのニーズは多様で模索している段階でもあるため、
パッケージングされた標準品を展開するよりも、ユーザーもしくはその代行者(商社や代理店)が自身で選択できる状態が求められるようになりました。
解決策
高速PDCAができる内製化運用の商品サイト構築
新規事業のためWebサイトが必要になるわけですが、新しいテクノロジーと新しいニーズから生まれたビジネスのため求められるPDCAは速くなります。
Webサイトをアウトソーシングでつくると、コミュニケーションの問題でどうしても時間がかかってしまいます。
内製化するには3つのスキルが必要になるからです。
- HTML・CSSが操作できること
- どのようにユーザーが選ぶのか、なにをアピールすべきかを知っていること
- どの程度の作り込み具合なら公開して良いかを判断できること
内製化をする場合の問題は「1」がないことが多いので、これを解決するシステムを提案しました。
当社の商品選定Webサイトパッケージシステム「エラビダス」です。
エラビダスはExcelだけでWebサイト運用ができるので、HTMLやCSSの知識がなくても操作が可能です。
エラビダスを導入することで、上記1・2・3をすべてお客様側に持っていただくことでお客様の課題を解消することができました。
効果
l 商品サイト運用の完全内製化(0.3人月)
l 数万商品のWebサイトを3ヶ月で立ち上げ
lアクセスログ/検索ログ情報から顧客ニーズをキャッチアップ
今回、「内製化×商品絞り込み×できるだけ早く立ち上げ」という3つのニーズを達成するために、当社オリジナルの商品選定サイトパッケージシステム
エラビダスを導入させていただくことで、お客様のビジネススピードを落とさないWebサイト環境を提供することができました。