DM制作秘話
2023.04.07
今期「商品情報データベース」を整備したい、でも何からどう手をつけていいのか分からない方向けDM
みなさんこんにちは。大阪登録センター センター長の山手です。
新年度ですね。部署異動や新メンバーの加入等、組織的に大きな変化がある月ですね。
私が4月の最初の出社日に思い出すのは、新卒で初めて入る会社の入社式前日の夜のこと。
0時を回ったくらいの時間に、大学の合気道部の先輩から「今から呑むぞ」という電話が。
私は大学4年間合気道部に所属し、主将を務めて二段も持っている超体育会系なので
基本この手の誘いは断れない人間。
しかし、断ったのです!(当たり前だ!と思われる方が多いと思いますが…)
もう学生じゃないんだと、自分でスイッチを切り替えた社会人1日目だったなとしみじみ。
その先輩にたまに会うと、お前あの時断りやがってとネタにされます笑
さて、今回は「今期“商品情報データベース”を整備したい方向け」DMの制作秘話をご紹介いたします。
「商品情報データベース」って、どの部署が担当?
このDMを作っていて、一番迷ったのがこれです。
弊社あかがねが取引しているお客様は老舗の製造業メーカー、商社が多く、
基本は「データベース」ならシステムでしょうというパターンが当てはまる場合がほとんど。
しかし、昨今SaaSの普及により、必ずしもシステム部が関与しているとも限らなくなってきました。
特に「PIM(ピム)」と呼ばれる、商品を売るために必要な販促系の情報は、
メーカーであれば広報部、商社であれば仕入れ部が管轄している場合が多いように感じます。
(ハガキのDMを見てこのページを見てくださっている方、もし部署名や担当者名が違っていたらすみません!)
※「PIM(ピム)」とは商品情報データベースマネジメントシステム(Product Information Manegement system)のことで、システムの名称だったり、中に入っている商品情報のことだったり、その商品情報を管理する概念全般ことだったり、意味の範囲が広いです。
中にはIT得意な営業マンが片手間にやっているケースもありますし、
営業部長自身が、部下には営業に行かせないといけないし判断できないからと、自ら手を動かしてデータ整備をされている会社もあります!
そんな方々の苦労を軽減できるご提案ができたら…と思い日々サービスを進化させております!
こだわったポイント1:おじさんのイラスト
前述のイメージの中の、
「スーツで出社して靴をすり減らして結果を出して出世した営業部長が、自らデータを加工している」
という人物像をイメージしました。ベテランおじさんのイメージ。
ハガキを見た方から「これ、ウチの会社の●●さんじゃないか!」という声を複数いただき、ニヤリとしています。
こだわったポイント2:リアルな“迷い”
水色の吹き出しの部分です。
これは実際に私が担当した、商品情報データベースの導入プロジェクトで直面した迷いの中から、わかりやすいものをピックアップして掲載しました。
例えば、メーカーさんは商品を識別するユニークな文字列のことをいろんな呼び方で呼びます。
「型式」「型番」「品番」「モデルNo.」…
メーカーさんの中で統一されていることはもちろんなのですが、
これが商社さんになると、いろんなメーカーさんから商品を仕入れるので、呼び方がバラバラになります。
「どれか1つに決めるだけじゃん」と思うかもしれませんが、そう簡単じゃないんです。
あるメーカーさんは、「品番」と「型式」の2つの項目を持っている。
あるメーカーさんは、「型式」しか持っていない。
あるメーカーさんは、「品番」しか持っていない。
さて、この3つのメーカーさんから商品を仕入れている商社さんは、商品を識別するユニークな文字列を何と呼ぶべきでしょうか…
たった1つ項目を決めるだけでも、将来10年以上は使うであろうデータベースとなれば
検討しておくべきこと(迷うこと)がたくさんあるんです。
他にもたくさん…
「ウチのデータはどうなの?」と気になる方、お気軽にご連絡ください!
データのクレンジングや整理のお手伝いもさせていただけます!