DM制作秘話

2023.05.17

大量の商品情報からほしい商品を絞り込み検索!商品選定サイトをサクッと作りたい方向けDM

みなさんこんにちは。大阪登録センター センター長の山手です。

GWはいかがお過ごしでしたか?

私は、大学の同期と企画していたキャンプが流れてしまったGWでした。。

(天気予報で降水確率90%だったので3日前に中止の決断をしたのですが、当日は晴れてました…)

その分、キャンプで休む予定だった剣道の稽古に行くことができ、汗はしっかり流せたのでよかったかなと。

 

さて、今回は「商品選定サイトをサクッと作りたい方向け」DMの制作秘話をご紹介いたします。


欲しい商品を簡単に選び出せるサイト「ERAVIDAS(エラビダス)」

このDMで紹介している「欲しい商品を簡単に選び出せるサイト」とは、弊社あかがねの商品開発部が開発したWebサイトなんです。

その名も「ERAVIDAS(エラビダス)」。

 

弊社あかがねはもともと製造業の取説印刷から創業した会社なのですが、

取説や印刷だけでなく、商品情報の発信に関わる領域を何でもやる会社でして、

システムのパッケージサービスも作ったりしてます。

 

商品開発部のT田さんが営業の情報をもとに機能の改善をコツコツと重ね、導入実績ができてきました。

実際にお客様からのフィードバックも頂けてしっかり商品として拡販できる状態になったので、

売ってくれと社内に号令がかかりました。

 

実はまだ、商品説明用の特設Webページができていないのですが、

ちょっとフライング気味に私がDMを送っちゃいました。(すぐに売れと言われても!)

ERAVIDAS(エラビダス)ができた背景

ちょっとだけ、このERAVIDAS(エラビダス)のことを紹介させてください。


弊社あかがねのお客様は老舗の製造業メーカー・商社様が多く、

僅かな(サイズや機能の)違いによる、大量の製品を持っていらっしゃいます。

それを素直にカタログに載せようとすると、

広い紙面スペースと大量のページが必要になり、

つまりカタログ制作、印刷費用が増大するんです。

 

弊社あかがねのような印刷会社や制作会社では

その商品の掲載方法やデザインに工夫を凝らして、

紙面スペース、ページ数を節約する方法を考えてきました。

 

この工夫が上手な会社が、良い制作会社とされ

重宝がられた時代がありました。

 

実際出来上がったそのカタログは、

どんなジャンルの商品を取り扱っているのかをパラパラと見たり、商品の品番を探すために使われます。

この「品番を探す」という使い方の時、

慣れ親しんだ方は見開きページにキレイに収まっていて使いやすくて良いのですが、

初めて見る人や、しばらく離れていた人が見ると…

辞書で言うところの「引きにくい」、

つまりカタログで言えば品番を「拾いにくい」紙面になっているのです。

 

その紙面をどう見れば目的の品番に辿り着けるのか、

構造の理解、すなわち「読み込み」「読解」が必要になります。

 

理解するためには、その製品の事をそもそも知っている

且つ読解力が求められることも少なくない。

(ベテランの営業さんや技術の人に見てもらわないとわからない!等。→このへんは後述のこだわったポイントに書きますね)

 

この読み込みの大変さを、IT技術で解決しようとしたのが

ERAVIDAS(エラビダス)なのです!

 

こだわったポイント1:品番構成の紙面

※「カタログの使い方を理解してもらうのに時間がかかる…」のところ

 

これは私の実体験で、この手のカタログから

商品情報データベースに登録するためのスペック情報を取得していた時のことです。

商社のお客様のデータベースに登録する仕事だったのですが、

メーカーからはカタログしかデータがもらえないそう。

 

仕方ないから、カタログ読み解いてスペックする段取りで進めようとしたら

「品番の一覧表がウチ(商社)に無いから、それも作って」と軽く一言。

 

その当時はシンプルにExcelのパワークエリを使って

ズラッとパターン洗い出せばいけるかと思って安請け合いしてしまったのですが、

カタログをよくよく読むと、

「この組み合わせは存在しない」とか、「無選択のケースができる/できない」とか、

まぁとにかく複雑だったんです!

 

結局その時はお客様に作ってもらったのですが、

お客様の中でも品番一覧を作れる人が限られるようで、

まるでポーネグリフを読めるのはオハラの生き残りだけだ、的な状態に…

 

そんな思い出を込めさせていただきました。

 

こだわったポイント2:商品の比較表の紙面

※「欲しい品番を拾い集めるのが大変…」のところ

 

これはBtoC商材ではよくある表だなと思っているんですが、

自分の興味のない分野の商品になるととたんに難しい表ですよね。

 

星取表、というと簡単そうに聞こえるのですが、

印刷の紙の量を減らしたいために、

1ページの星取表に可能な限り情報をつっこんで、

もうプリント基盤かってくらい精密な状態になってしまう。

 

私が実際に商品を選ぶ時は正直Webで検索しちゃうので、

このようなカタログの紙面を真面目に使ったことは無いのですが、

このカタログの制作の仕事になると別です。

 

正直、数字をテレコにしちゃっても気づけない。

だからチェックが超大変!本当に大変!

 

Webの商品選定サイトが無いメーカーさんのカタログだと、

仕様書とか過去のカタログと突き合わせないといけなくなるので、

会社が不夜城になります。。

 

ChatGPTは、いつかカタログを見て商品を選定してくれるのか

カタログの画像解析で、いつかChatGPTに画像読み込ませたら、

商品選定ができる未来も来そうな気もします。

 

でも、それって本当にユーザーが便利なことなのでしょうか?

商品情報のデータで商品選定サイト作っておいた方が、

カタログを開くくらいのスピードで、ChatGPTが商品選定してくれる、

この方が便利なように感じます。

 

カタログはカタログの良さがあるので、

Webの商品選定サイトとセットで販促する時代がもうしばらくは続くのかもしれませんね。

 

 

以上、センター長の山手でした。次回もお楽しみに。

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